MARIPOSA WINE COMPANY/マリポーザ・ワイン・カンパニー

cru_vineyard2

cru_meet_onCEOであり、ワインメーカーでもあるマイケル・レーヴェンが“ウルトラ・プレミアム・ワインを造る”という長年の夢を実現するために2004年に設立。〈カーマイケル・ヴィントナーズ〉と〈ヨセミテ・ヴュー〉の2つのワインシリーズに始まり、2005年には新シリーズの〈クリュ〉を加え、高品質かつユニークで特徴のあるワインシリーズを手がけています。
 「クリュ」とはフランス語で“特に傑出したすばらしい品質のワインや畑”を意味します。その言葉通り、〈クリュ〉シリーズはカリフォルニアのセント・ルチア地区の最も優れた畑から取れるブドウで造られています。サンタ・ルチア地区は優れたピノ・ノワールの産地として知られ、「カルト(生産数が少なく、雑誌や評論家から評価されて高価になったワイン)」といわれるワインが数多く造られている事でも有名です。〈クリュ〉はシャルドネとピノ・ノワール(ブルゴーニュ品種)に特化したワインシリーズで、生産量は3500ケースと極少量です。

マリオポーザ・ワインを代表する「CRU」シリーズ

cru_home_beauty〈クリュ〉は、マリポーザ・ワインの“プライベート・リザーブ・シリーズ”と呼ぶべきワインで、本当に納得いくワインを極少量、きわめて丁寧に造っています。「シングル・ヴィンヤード・シリーズ」(各200〜300ケース程)と、それらに使われたヴィンヤードのブレンドの「ヴィンヤード・モンタージュ・シリーズ」があります。シングルヴィンヤード(単一畑)には〈ヴィンガー・モンテ・ネロ〉〈レディング・ランチ〉〈チュラール・キャニヨン〉の3つの畑を使用。モントレー地区にある8つの優れた畑の中でも特に傑出した畑です。畑の持ち主はレイ&ダン・フランジオーニで、マイケルの希望どおりに畑を作り、ブドウを育ててくれます。マリポーザ・ワイン・カンパニーが使う畑は全て保全型農法(サスティナブル)で、有機のカビ防止剤を極少量使用する以外は、除草剤、除虫剤などの農薬は一切使っていません。そのためクリュのブドウの生産量は平均で1エーカーあたり2トンと非常に少量です。

〈クリュ〉のラベルに描かれている美しい絵画はティーナ・サヴィーニの作品。彼女はマイケルの奥さんの親友で、2002年ビエンナーレ・アート・フェスティバルでメダルを受賞するなど国際的にも著名な画家。マイケルの造る〈クリュ〉に魅了され、ラベルの絵を描くことを申し出ました。彼女の画法は色やテクスチャの違った2つのキャンバスを組み合わせる(=補完関係を持たせる)ことで一つの作品を完成させるというもの。彼女の絵がシンボライズするように、〈クリュ〉も「ブドウ栽培家」と「ワインメーカー」の二つの異なる、しかし補完関係にある人たちが造りあげる一つの作品であると考えています。

このワイナリーのワイン

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る