つれづれ

まだ早いけれど、この1年を振り返って。

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雨で、寒くて、朝から縮こまっています。(少し時間があるので、徒然)

(なのに写真が暖かい海。振り返るというので背中の写真がこれしかみあたらず)

皆さんの2017年はいかがでしたか? あと1ヶ月ちょっとありますが、やり残したことはありませんか?

2017年を振り返ってを一気に書くと長くなるので小出しで何か書かせてください。

次男が大学の進路について真面目に考え始めました。大学までストレートでいける高校にいるのだから、そんなムリして勉強なんかしなくてもいいのに、と思い、そう言ってしまって、その夜少し後悔。翌朝、もう一度話しをすると全然自分の考えを曲げてなくて、我が子ながら「強い」なあと感心しました。

私は、とことん親の期待に応えようとしたので、それは成功だったのか失敗だったのか今となってはわかりませんが、なるべく親というのは子供をコントロールしようとしない方がいいと考えています。うちの母は「私に逆らったらバチがあたる」と言うほど気が強かったので(笑)今、長男が1人で私の実家に帰っていますが、そのパワーを炸裂してなきゃいいなあと祈っています(笑)

少し前のSNSで作家の辻仁成が、人間関係に悩んでいる息子に

「友達や恋人の奴隷になるな。そのような関係からは離れろ」

と送ったということが話題になっていて、その通りだと思うことしきりです。

親子でも友人でも恋人でも夫婦でも仕事関係でも、マウンティングは日常茶飯事です。仕事ではそれは必要なことでもあるし、そんな世界であるだろうから問仕方ないにしても、極親しい間柄でもマウンティングは行われます。他者をコントロールし自分が優位にたとうとします。

こんなことをしたら怒られるんじゃないだろうか、嫌われるんじゃないだろうかと気を使いながら過ごす時間は実はあまり楽しくありません。

そういう意味では今年は、私を押さえつけようとする、コントロールしようとする、ネガティブにしてしまう方、事からはかなり意識して距離を置きました。結果、今は自分でも驚くくらい自分が好きな自分になっています。(他からみたらかわらないかもしれませんが)

私は、高校のときと大学のときにアメリカに留学したいと親に申し出たことがありますが、母親の猛攻撃で断念しました。理由は「そんなことしたら、嫁にいけない」でした(笑)今から思えば、それでもアルバイトをして自分でお金を貯めて、奨学金をもらえるくらい勉強して留学すれば良かったのですが、号泣する母親には逆らえなかった弱い私でした。結果、すねて、勉強もしないろくでもない大学生でした。(ああ反省)結局、今、私は母の理想の娘(良妻賢母の専業主婦)から真逆の人生を歩いています(爆)

私はワイン屋ですから、葡萄に喩えて言いますが、人間がコントロールした葡萄は弱いです。土や葡萄の力を信じ、人間は見守るだけで育てた葡萄は強いです。子供も人も同じなのだと痛感します。そう思うと自分にできることなんてたかがしれているので、人に対しても前のように腹が立たなくなりました。ああ、仕方ないね〜と思うだけで、すぐに忘れてしまいます。

次男に、留学とかは考えないのか? と聞くと、まだ自分の中の選択肢にはないと言われました。そうか、、、私と次男は違う生き物だから、次男の選択を見守っていくことにしようかな。

どうゆう人生なのか、それは彼の人生。

なんだか私もとてつもなく長生きしそうなので残りの50年を自分らしくいきることに専念したいと思えるようになったことは大きな収穫だったかもしれません。はい100歳まで生きるつもりでいますが、何か?(笑)だってこれから楽しいに違いないもの!

11/23 雨

 

 

                       
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